◆第57回
シンザン記念・G3(1月8日、中京芝1600メートル)=1月7日、栗東トレセン
ライトクオンタム(牝3歳、栗東・
武幸四郎厩舎、
父ディープインパクト)の戦法が注目される。レース前日は、CWコースで軽く乗って最終調整を終えた。「追い切り後も良い感じです。精神面が穏やかなのがいい」と上籠助手は状態の良さをアピールした。
デビュー戦は好スタートからハナに立つと後続を楽々と完封し、2馬身半差をつける完勝だった。少頭数だけに今回も戦法が気になるが「あれはスピードの違いで行っただけ。本来はどこからでも競馬ができるタイプです」と自在に立ち回る考えだ。
「休ませずに調教メニューを消化してきました。それでいて馬体も増えていますし、(武)豊さんにも良いイメージで乗ってもらえたら」と期待していた。軽いフットワークは父を彷彿とさせるものがあり、初の重賞でも主役は譲れない。
スポーツ報知