先週の
シンザン記念で1番人気に推された
クファシルは、まさかの最下位7着に終わった。
その理由は一つではないだろうが、父の
モーリスに関して一つ覚えておきたいことがある。それは新馬戦を勝った次走で苦戦が目立つということだ。
クファシルを含め、該当31頭で【2・2・5・22】の勝率7%、連対率13%。4番人気以内に支持されていた14頭に限れば、2回の2着が最高着順だから、馬券としては“積極的に買えない”と断言できる。
ちなみに新馬戦を勝った馬の3戦目の成績は?というと、【4・1・1・23】の勝率14%、連対率17%。2戦目よりは多少改善されたが、そこまでいい成績とは言えない。ただ、注目したいのは、新馬を勝って、かつ後に重賞を制した
ノースブリッジ、
ピクシーナイト、
シゲルピンクルビーの3頭が、いずれも3戦目までに2勝目を挙げていたことだ。
そう考えると、
クファシルも次走が今後を占う一戦となりそう。昨秋に新馬を勝って休養中の良血2頭、
ヒシタイカンと
ペリファーニアの2戦目ともども、大いに注目したい。