日曜小倉9Rの小郡特別(4歳上・2勝クラス・小倉芝1200m)は
ウインモナーク(牡4、美浦・
奥平雅士)が勝つ。
最大の推奨材料はシンプルに能力だ。休養前の前走・
葵Sを見てほしい。中団待機組が上位を独占する中、番手追走から踏ん張って、2着と同タイムの4着。後に
スプリンターズSで2着となる勝ち馬
ウインマーベルは別とすれば、一番強い競馬をしたといえる。少なく見積もっても、当時2着で現オープンの
コムストックロード、同3着で現3勝クラスの
ブレスレスリーと比較して、五分の能力は持っている。
今回は8カ月ぶりの実戦となるが、12月15日に帰厩以降、しっかりと乗り込まれている。ひと目で
ビッグアーサー産駒と分かる腹回りのボテッとした体型だけに、初戦から万全の仕上がりとはいかないだろうが、仮に八分の出来でも2勝クラスでは力が違う。安くても単勝を握りしめて、素質馬の復帰戦を見守りたい。