フェブラリーSの
ステップレースとして、冬の中京で
東海Sが施行されるようになって今年で10回目(20年は京都開催)。中京ダート1800mは上り坂スタートに加え、道中の起伏が激しいコースであり、スタートや立ち回りの器用さも要求されやすい。
1.厳しいペースにはなりにくい
翌週に1400mの
根岸Sがありマイル以下に適性があるタイプの多くはそちらに向かうので、
東海Sはそこまで厳しい流れにならないことが多い。そのためスタミナよりはスピードが優先される傾向にある。
2.逃げ・先行馬に存在感
厳しいペースになりにくいため、逃げ・先行馬が幅を利かせることが多い。中京開催の過去9回中、5回で4角2番手以内の馬が勝利。また、18年13番人気2着の
コスモカナディアン、17年12番人気2着の
モルトベーネなど先行した伏兵が絡んでくるケースもしばしば。
3.間隔に注目
過去9回で、前走から中3〜8週だった馬は[8-6-6-54]で好走馬の多くを占める。対して、中2週以内だった馬は[0-1-1-31]で複勝率6.1%。
プロミストウォリアは長期休養明けから3連勝でオープン入り。前走の3勝クラスに関しては逃げて6馬身差の圧勝と力を付けている。メンバーを見渡すと同型不在で、今回もすんなり先行していける見込みであるから、初重賞でも好走を期待できると見た。