父に続け! 昨年末の
ギャラクシーSを制した
デンコウリジエール(牡6、栗東・
荒川義之厩舎)が、
根岸S(4歳上、GIII、東京ダ1400m)で重賞初挑戦。05年の覇者である
父メイショウボーラーとの父子Vを狙う。
過去26戦で1番人気に推されたことは一度もなし。デビューから4連勝でスターダムに駆け上がった父とは対照的に、地道に力を付けてきた。2歳7月のデビュー2戦目で初勝利を挙げたが、そこから5連敗。2勝目は3歳の10月だった。連勝が一度もないように、何度もクラスの壁に当たったが、そのたびに乗り越えて4歳5月にオープン入り。一昨年のオータムリーフSを7番人気、昨年12月の前走
ギャラクシーSを5番人気で制するなど、「万馬券メーカー」として存在感を発揮している。
今回が初の重賞チャレンジ。さすがに印は薄いが、前走では今回人気の
バトルクライを下しているだけに、不当な人気落ちかも。さぁ、再び高配当の使者となるか。父子制覇を果たし、やはり父が制した
フェブラリーSへと駒を進めたい。