春のクラシック路線に向けて、3歳世代を独断で格付けする。牡馬は無傷2連勝で
京成杯を制した
ソールオリエンスが4位にランクイン。あまりクラシックに直結しないレースで、しかもV時計も2分2秒2と平凡だったが、4角で大きく外に膨れる荒々しい競馬ながら、そこからの加速力が抜群。数字では表せないスケールの大きさを感じた。
同じ
キタサンブラックを父に持つ22年の
年度代表馬イクイノックスと同様に、瞬発力に秀でたタイプ。マイルを中心に活躍する半兄
ヴァンドギャルドよりも距離の融通が利きそうなだけに、新緑の府中が十分視野に入る。
牝馬は
紅梅Sが行われたが、勝ち馬
ダルエスサラームのV時計1分21秒8は、21年Vの
ソングライン(1分20秒6)との比較でややパンチ不足の感。ランクインは見送った。
提供:デイリースポーツ