前走、
中山金杯3着の
フェーングロッテン(牡4、栗東・
宮本博厩舎)は、3月12日に中京競馬場で行われる
金鯱賞(GII・4歳上・芝2000m)へ向かう。
フェーングロッテンは
父ブラックタイド、
母ピクシーホロウ、母の
父キングヘイローという血統。半兄には21年の
スプリンターズS覇者で同年の
香港スプリント後に骨折が判明し、そこからの復帰が待たれる
ピクシーナイトがいる。
2021年9月に小倉競馬場での2歳新馬戦で後に
日本ダービー馬となる
ドウデュースとともにデビュー。3走目となった阪神競馬場での2歳未勝利戦で上がり最速タイムを叩き出して初勝利を手にした。
22年5月にはオープン入り初戦となった
白百合Sを白星で飾ると、続く
ラジオNIKKEI賞(GIII)では内をついて伸び、連勝で重賞初制覇。その後
菊花賞でGI初出走も果たした。前走は敗れたものの、勝った
ラーグルフに対し同タイムの接戦に持ち込む好走。通算成績は11戦3勝。