◆かなりいい雰囲気
ファントムシーフ 共同通信杯へ攻め絶品(1日・浜口)
残雪の影響でこの日の栗東トレセンはDP&芝が閉鎖。いつも以上にCWで追い切る馬が多かった。そんななか、ひときわ目立つ動きを見せたのが
ファントムシーフ(牡3歳、栗東・西村)だ。ルメールを背に3頭併せを行い、楽な手応えのまま6F82秒0-11秒3を記録。回転の速いフットワークで重心がブレず、追えば併走馬を突き放しそうな雰囲気だった。昨年末の
ホープフルS(4着)からうまくリフレッシュされ、かなりいい状態に映る。来週の
共同通信杯(12日・東京、芝1800m)での復帰を予定している。
◆
モリアーナ美浦Wで動きキレキレ
クイーンCで巻き返しへ(1日・石堂)
来週のデイリー杯
クイーンC(11日・東京、芝1600m)へ出走予定の
モリアーナ(牝3歳、美浦 武藤)がこの日、美浦Wで併せ馬で行い6F85秒3-39秒4-11秒8をマーク。格下馬が相手だったとはいえ、追走して貫禄の0秒5先着を果たした。伸びのあるフォームで動きもキレており、阪神JF12着以来でも順調に態勢が整いつつある。
◆高野厩舎勢の動向
エルチェリーナは
フラワーC挑戦へ(1日・安里)
京成杯3着の
セブンマジシャン(牡3歳、栗東・高野)は
スプリングS(3月19日・中山、芝1800m)へ向かう。先週中京で新馬勝ちした僚馬の
エルチェリーナ(牝3歳)は、放牧を挟んで
フラワーC(3月18日・中山、芝1800m)を目標に調整される。
◆
ベラジオオペラはGII挑戦 上村師「緩さがあってあの内容」(1日・赤木)
先週東京の
セントポーリア賞で無傷2連勝を決めた
ベラジオオペラ(牡3歳、栗東・上村)は
スプリングS(3月19日・中山、芝1800m)へ向かう。「緩さがあってまだまだこれからの馬だけど、それでいてあの内容。能力は高い」と師。
◆自慢のスピードで連勝描くか
ハードワイヤードは
ヒヤシンスSへ(1日・常木)
1月7日の中山ダート1200m新馬戦を逃げ切った
ハードワイヤード(牡3歳、美浦・加藤征)は
ヒヤシンスS(19日・東京、ダート1600m)を目標に調整される。
◆兄は
シュネルマイスター ナヴォーナ追うごとに素軽さアップ(1日・竹村)
日曜東京6R・3歳新馬(芝1600m)を坂井で予定している
ナヴォーナ(牡3歳、栗東・矢作、父
ロードカナロア、
母セリエンホルデ)がこの日、栗東CWで追い切りを行った。3頭併せの真ん中に入る形から終始楽な手応えで直線に向かい、ほぼ持ったままでスッと加速し最先着。追うごとに素軽さがアップしており気配は確実に上向いている。半兄が
シュネルマイスターで、近親にも
サリオス、
サラキアなど活躍馬がズラリ。血統的にも奥深く、魅力のある一頭だ。
◆1F短縮は歓迎
アンタノバラード 自己条件で2勝目獲得へ(1日・文元)
土曜東京9R・
春菜賞(芝1400m)を予定している
アンタノバラード(牝3歳、美浦・伊藤大)は前走の
フェアリーSで6着。「ポジションを取りに行ったことで掛かった割には(0秒4差と)大きく負けていない」と師に悲観の色はない。「1F短縮は歓迎で、自己条件なら好勝負に」と力を込めた。
◆ひと叩きで上昇
ノーブルライジング 変わり身発揮へ(1日・紺谷)
日曜中京11R・
きさらぎ賞(芝2000m)を予定している
ノーブルライジング(牡3歳、栗東・宮本)がこの日、国分恭を背に栗東坂路で併せ馬を消化。素軽い脚さばきで軽快に駆け抜け、1F12秒5でフィニッシュした。休み明けの前走(3歳1勝クラス4着)をひと叩きされたことで出来は順当に上向いている。
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提供:デイリースポーツ