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【地方競馬】4連勝の大出世!ウシュバテソーロが川崎記念を制覇!ドバイWCも視野に

デイリースポーツ
  • 2023年02月01日(水) 18時35分
 「川崎記念・Jpn1」(1日、川崎)

 快進撃は止まらない-。2番人気のウシュバテソーロ(牡6歳、美浦・高木)が中団馬群の内から進出して直線で抜け出し、東京大賞典・G1に続いてJpn1制覇。4連勝で2つ目のビッグタイトルを獲得した。1番人気のテーオーケインズは、最終4角で外を回したが半馬身差の2着。3着は5番人気のニューモニュメント

 ウシュバテソーロの勢いが上回った。重賞初挑戦で制した昨年末の東京大賞典に続き、Jpn1タイトルの勲章までゲット。昨秋から4連勝の大出世だ。この勝利で、ダート中距離戦線の王座を揺るがないものにした。

 スタート後、主導権を握ったライトウォーリアからスタンド前でテリオスベルがハナを奪うと、徐々にペースアップ。最終3コーナー過ぎでテーオーケインズが外めから仕掛けると、内で脚をためたウシュバテソーロも呼応するように動いた。空いた馬群の内を通り、4コーナーから直線で瞬時に突き抜けて先頭。ゴール前は迫るケインズを退けてフィニッシュした。

 その勝ちっぷりに、鞍上の横山和生は強さを再確認した。「小回りの川崎がどうかと思ったが、しっかりこなして、これから先の自信となりました。偉い馬です」と絶賛。「今年も盛り上げていけるよう頑張ります」と2023年はダート界の主役を張る。

 勝利を見届けた高木登師は「内で窮屈かなと感じるところもあったが、うまく誘導してくれました。大きいレースでますます活躍できるのではと思っています」と人馬に最敬礼。今後は海外挑戦も視野に入ってくる。「あくまでも体調次第ですが、選ばれればドバイワールドカップ(3月25日・UAEメイダン)も選択肢の一つ」と指揮官の期待は膨らむ。進化を続けるウシュバテソーロの今後に注目が集まる。

提供:デイリースポーツ

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