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【共同通信杯】馬産地大注目のグレーターロンドン産駒が2頭エントリー!

  • 2023年02月09日(木) 17時30分
 出産シーズンを迎えた馬産地で、最大の注目を集める種牡馬といっても過言ではないだろう。父ディープインパクト×母ロンドンブリッジの良血で、現役時代には18年の中京記念を制したグレーターロンドンだ。

 初年度産駒となる現3歳世代で血統登録されたのは44頭。同期の新種牡馬の中では地味な存在だったが、産駒初出走初勝利のロンドンプラン小倉2歳Sを快勝。トラベログが新馬、菜の花賞と連勝すれば、ユリーシャは先週のエルフィンSを制して桜花賞戦線に名乗りを上げた。初年度から4年連続で出生条件80万円、受胎条件50万円だった種付料は今年、一気に受胎条件150万円へと3倍増。それでいて早々と満口となっており、トップサイアーへの道を駆け上がろうとしている。

 共同通信杯(3歳、GIII、東京芝1800m)にはグレーターロンドン産駒が2頭エントリーしている。キョウエイブリッサ(牡3、美浦・武市康男厩舎)は朝日杯FSでブービー16番人気ながら0秒3差の4着に大健闘。内枠から理想的なレースができたことは確かだが、重賞級のポテンシャルを秘めていることは間違いない。

 もう1頭のロードプレイヤー(牡3、美浦・尾形和幸厩舎)は前々走の百日草特別が、クラシック候補のキングズレインから1馬身半差の2着。前走の京都2歳Sは0秒5差の7着だが、4角で致命的な不利があってのもの。むしろよく巻き返したといえる内容だった。

 短距離路線にはロンドンプラン、牝馬クラシック路線にはユリーシャと、確固たるエースが登場したグレーターロンドン産駒。願わくはここで牡馬クラシックにも有力候補誕生といきたい。

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