「
京都記念・G2」(12日、阪神)
復活への手応えは確かだ。
エフフォーリアが8日、美浦Wで躍動した。
マイネルミュトス(7歳3勝クラス)の内で横山武は持ったまま。直線半ばから滑らかに加速して2馬身先着。6F83秒3-38秒5-12秒0を計時した。
鞍上は週末が楽しみでならないようだ。「
有馬記念より良くなっています。ハッキングの素軽さが全然違う。体重も今で
有馬記念より減っているみたいですし、半年ぶりを叩いて、不要な部分がそがれている感じがしますね」。4歳シーズンは3戦とも期待に応えられなかったが、反撃の確信がある。
鹿戸師も満点級の評価。「馬なりでも動けるようになったね。迫力ある走りをしていた。手前もスムーズに変えているし、イメージとしてはドンドン上がっている」。9日に栗東に移動。10、11日と坂路を駆け上がり、阪神には当日入りする。
横山武は「300メートルの距離短縮と関西圏は課題。でも厩舎が工夫してくれて、木曜に栗東に行って疑似的に関東にいるのと同じ雰囲気をつくってくださる。楽しみですね」。陣営一丸の復活へのチャレンジ。きっと実る。
提供:デイリースポーツ