2月12日に阪神競馬場で行われる
京都記念(4歳上・GII・芝2200m)。
ドウデュース、
エフフォーリア、
キラーアビリティと3頭のGI馬が揃い、ハイレベルな戦いが予想される。今回は過去10年で、当時のGI馬が
京都記念に出走した場合の成績に注目してみよう。
GIタイトルを獲得した状態で、
京都記念に臨んだ馬は全部で16頭で、成績をまとめると[3-2-4-9]。勝率は16.7%、複勝率は50.0%となっている。
複勝率は決して悪いとは言えないが、全てGI馬という事実を考えると勝率の低さは少し気になるところ。2頭に1頭は馬券外となると、GI馬3頭のみで決まる確率は低いと考えられ、他馬の逆転も充分にあるだろう。
ただ、前走のクラス別成績はGI組が[5-4-7-19]、GII組が[2-2-2-35]、GIII組が[2-2-0-17]。勝利数・複勝率でGI組が抜けている。今回人気が予想される3頭以外で前走がGIだったのは、
ウインマイティー、
ユニコーンライオン、
ラストドラフトの3頭。穴馬を探す場合でも、GI出走の有無は注目すべきである。
【GI馬の
京都記念成績】
※2013年はGI馬の出走なし
2014年
トーセンラー 2着
ジェンティルドンナ 6着
2015年
キズナ 3着
ハープスター 5着
2016年
ワンアンドオンリー 6着
2017年
サトノクラウン 1着
マカヒキ 3着
2018年
アルアイン 2着
レイデオロ 3着
モズカッチャン 4着
ディアドラ 6着
2019年
マカヒキ 3着
タイムフライヤー 8着
2020年
クロノジェネシス 1着
2021年
ラヴズオンリーユー 1着
ワグネリアン 5着
2022年
ユーバーレーベン 5着
マカヒキ 11着