人気種牡馬シニスターミニスターや米国年度代表馬のカリフォルニアクロームなどが種牡馬生活を送っている北海道新ひだか町のアロースタッドで10日、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から完全招待制の種牡馬展示会が行われ、2018年のマイルチャンピオンシップを制したステルヴィオや昨年のスプリンターズSに勝ったジャンダルムなど4頭の新種牡馬含む32頭が、招待された生産者・生産牧場関係者などに紹介された。

　ステルヴィオ紹介の際には、現役時代の管理調教師だった木村哲也調教師もマイクを手にとり、「素晴らしい能力を持っている馬。皆様の力でステルヴィオを支えていただき、応援していただければ(嬉しい)」と同馬への応援メッセージを送っていた。

　同スタッドの新種牡馬には、ほかマイルチャンピオンシップ南部杯に勝ったサンライズノヴァ、ディープインパクト直仔で弥生賞など重賞3勝馬カデナがいる。