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【京都記念】9番人気キングオブドラゴンは馬券圏内ならずも今後に期待 岩田望来騎手「このメンバーで4着は大きい」

スポーツ報知
  • 2023年02月12日(日) 16時59分
◆第116回京都記念・G2(2月12日、阪神・芝2200メートル、良)

 伝統の古馬重賞は13頭立てで争われ、1番人気の日本ダービードウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎父ハーツクライ)が武豊騎手を背に、直線であっさりと抜け出し、快勝した。昨年の凱旋門賞(19着)以来の始動戦で勝利を飾った。ダービー馬が京都記念(1983年まで年2回実施)を勝つのは、1948年(春)のマツミドリ以来、75年ぶり。武豊騎手は2013年トーセンラー以来の歴代最多タイ5勝目。勝ち時計は、2分10秒9。

 3馬身半離れた2着は6番人気のマテンロウレオ(横山典弘騎手)、3着は4番人気のプラダリア(池添謙一騎手)が続いた。

 2番人気のエフフォーリア(横山武史騎手)は道中2番手で進めたが最後の直線で馬群に沈み、ゴールまでたどり着くことなく鞍上が下馬、競走中止となった。心房細動を発症したと診断された。

 岩田望来騎手(キングオブドラゴン=4着)「番手のつもりだったが、馬が来たので後ろからに。前回同様に集中して走っていたし、4角もいい手応えで回ってきました。スペースがなかったのは残念ですが、このメンバーで4着は大きい。今後が楽しみです」

 和田竜二騎手(ウインマイティー=6着)「窮屈なところに入ってしまった。変な流れになってしまったし…。残念です」

 坂井瑠星騎手(ユニコーンライオン=7着)「自分のペースで行けました。強い馬を相手に頑張ってくれている」

 橋田満調教師(スカーフェイス=8着)「狭いところに入ってしまいましたが、最後は脚を使ってくれている」

 国分恭介騎手(アフリカンゴールド=9着)「スタートはよかったが、2頭に先手を取られた。最後まで頑張っているが、この馬の展開にならなかった」

 松岡正海騎手(ラストドラフト=10着)「4角でドウデュースの後ろにつけたが、追って今ひとつ。直線の推進力が課題」

 鮫島克駿騎手(インプレス=11着)「ドウデュースの真後ろにつけたが、置かれてしまった。内回りのコーナーで少し流れるようなそぶり。でも、強い相手にいい経験になった」

 川須栄彦騎手(マイネルファンロン=12着)「4角まではいい感じで運べましたが…」

スポーツ報知

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