スマートフォン版へ

【フェブラリーS】ラストG1の福永祐一騎手、自身3勝目&連覇へオーヴェルニュで波乱呼ぶ「混戦やしな」

スポーツ報知
  • 2023年02月14日(火) 06時45分
◆第40回フェブラリーS・G1(2月19日、東京競馬場・ダート1600メートル)

 福永祐一騎手(46)=栗東・フリー=が調教師転身を前に、ジョッキーとして活躍する姿を国内で見られるのは、今週の土曜阪神、日曜東京が最後。ラストG1として、オーヴェルニュをパートナーに臨むフェブラリーSは、昨年のカフェファラオを含む過去2勝。大混戦必至の今年、3勝目での派手なエンディングに、ユーイチ自身も意欲的だ。

 調教師試験の合格発表から2か月余り。引退の時期が迫っても、福永はジョッキーとして進化を続けている。「今は馬にとって一番いい乗り方ができている。昨年より今年の方がいい。(馬上で)ガチャガチャしてへんやろ? まだまだうまくなれると感じる」。13日現在で17勝は全国リーディング5位。国内ラストライドとなる「2・19」を充実した状態で迎える。

 フェブラリーSは05年のメイショウボーラー、昨年のカフェファラオで制している。3勝目と連覇も懸かる今年はオーヴェルニュ。一昨年の平安SでレコードVに導いたスマートファルコン産駒とは、昨年6月以来のコンビ。9日に栗東・CWコースで1週前追い切りにまたがり、「身のこなしがすごく良かった。(ラストは)さすがの伸び。使ってきているから体もできている」と上々の仕上がりを確認した。

 一昨年は13着と大敗したレースだが、見直せる材料はあるとみる。「あの時は状態はひと息だったみたい。度外視していい。スピードがあるから、1600メートルが合う可能性はある。ペースが速くなれば後ろからでも競馬ができるし、調教通りなら切れる脚も使えると思う」と好走へのイメージを膨らませた。23年のG1開幕戦は絶対的な主役不在。「混戦やしな」と波乱演出へ意欲を見せた。

 自身の引き際については「まだ考察中だけど、『終わる』いう感覚ではなく、次に行くという感じ。自分の中でさみしいというのはない」と明かしたユーイチ。デビューから27年間で培った技術と経験を総動員して、たくさんの思い出が詰まった府中で最後の大一番を戦う。(吉村 達)

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す