2月いっぱいで引退し、調教師に転身する福永祐一騎手が、オーヴェルニュ(牡7、栗東・西村真幸厩舎)でフェブラリーS(4歳上、GI、東京ダ1600m)に参戦する。

　来週はサウジアラビアに遠征するため、日本での騎乗は今週が最後。当初、フェブラリーSは騎乗予定がなかったが、2週前にオーヴェルニュの依頼が飛び込んだ。昨年の帝王賞(9着)以来、5戦ぶりの手綱となるが、一昨年5月には平安Sを制覇。パートナーの持ち味を引き出す術は心得ている。

　フェブラリーSは過去に18回参戦して、05年メイショウボーラー、22年カフェファラオと2勝。日本でのラスト騎乗をGI連覇で飾れば、これ以上ないフィナーレとなる。