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21年の年度代表馬エフフォーリアが登録抹消 今後は社台SSで種牡馬入り

  • 2023年02月16日(木) 15時00分
 2021年のJRA年度代表馬であるエフフォーリア(牡5、美浦・鹿戸雄一厩舎)が16日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。JRAが同日、ホームページ上で発表した。

 エフフォーリアは父エピファネイア母ケイティーズハート、母の父ハーツクライという血統。

 20年8月、札幌競馬場の2歳新馬戦で1番人気の期待に応えてデビュー勝ち。21年の始動戦となった共同通信杯では、2着に2馬身半差をつけて重賞初制覇を果たした。初のGIとなった皐月賞は、4コーナーで抜け出すと後続に3馬身差をつける快勝。無傷の4連勝でGIのタイトルを手にした。

 快進撃は続く。5月の日本ダービーは制したシャフリヤールにハナ差で2着だったものの、21年秋のGI戦線は天皇賞(秋)有馬記念を連勝。天皇賞(秋)では無敗の三冠馬であるコントレイルの追撃をかわし、有馬記念ディープボンドクロノジェネシスといった強豪古馬を破った。

 22年の有馬記念では斤量57キロを背負った馬で、唯一掲示板を確保。今月の京都記念にて心房細動による競走中止となり、レースから2日後に惜しまれつつ引退が発表された。通算成績は11戦6勝。

(JRAホームページより)

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