中山開幕週日曜日のメイン・
中山記念(4歳上、GII、中山芝1800m)は
大阪杯やドバイを目指す馬の始動戦として定着しているが、意外にも近年はGI馬が苦戦している。
14年
ジャスタウェイ、15年
ヌーヴォレコルト、16年
ドゥラメンテと前年にGIを制した馬が3連勝したが、17年以降は6年連続でGI未勝利馬が制している。この間、延べ18頭のGI馬が参戦(17年は出走なし)したものの、18年の
アエロリット、19年&20年の
ラッキーライラックの2着が最高着順だ。
今年は21年の
NHKマイルCを制した
シュネルマイスター、昨年の
秋華賞馬の
スタニングローズ、20年
ホープフルS以来の復活勝利を目指す
ダノンザキッドと、3頭のGI馬がエントリー。7年ぶりにGI馬に凱歌が上がるのか、それともGI未勝利馬が連勝を継続するのか、注目したい。