得意舞台で波乱を呼ぶか。
ショウナンマグマ(牡4、美浦・
尾関知人厩舎)が
中山記念(4歳上、GII、中山芝1800m)で重賞初制覇を目指す。
3頭のGI馬を含め、重賞勝ち馬がズラリと顔を揃えた一戦。それだけに実績では見劣るが、舞台適性ならメンバー中一番だ。1800mでは4戦して[3-1-0-0]の勝率75%、連対率100%。他の距離では一度も馬券に絡んだことがないだけに、まさに1800m専科といえるだろう。とりわけ中山芝1800mでは昨年3月に1勝クラスを逃げて1秒3差の圧勝。さらに前々走の
ディセンバーSでも番手から抜け出してオープン初勝利を挙げるなど、2戦2勝だ。
前走の
東京新聞杯は最下位の16着に敗れたが、結果的にマイルの流れは合わなかったので参考外。むしろこの大敗でマークが緩むならありがたい。ここは何が何でもハナへ…という馬が見当たらないメンバー構成なので、展開利も見込める。開幕週の馬場も味方に、まんまと押し切るシーンがあっても驚けない。