01年の
阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を勝った
タムロチェリー(牝8)が15日、青森県の諏訪牧場にて病気のため死亡した。
同馬は、
父セクレト、
母ミスグローリー(
その父サクラユタカオー)という血統。01年7月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、続く
小倉2歳S(GIII)では単勝107.8倍の最低人気を覆して重賞初制覇。さらに同年の
阪神ジュベナイルフィリーズも制し、
JRA最優秀2歳牝馬に輝いた。しかしその後は大敗が続き、03年
北九州記念(GIII)9着を最後に引退。生まれ故郷である諏訪牧場で繁殖入りした。通算成績16戦3勝(重賞2勝)。
今年は5月8日に
フジキセキの牡馬を出産するなど、これまでに3頭の仔を残している。