◇G1・
サウジカップ(2023年2月25日 キングアブドゥルアジーズ・ダート1800メートル)
サウジアラビア国際競走が25日、キングアブドゥルアジーズで行われ、G1・
サウジカップ(ダート1800メートル)は
パンサラッサ(牡6=矢作)が制した。日本馬として初優勝。世界最高の1着賞金1000万ドル(約13億5000万円)をゲットした。
騎乗した
吉田豊は、「スタートが決まったので安心して
パンサラッサの競馬をしようと、それだけでした。結果がついてきて大満足。馬場が向いてくれるかは結果次第と思ったけど、向いてくれて良かった。何か来ているのは分かったけど、いつも二枚腰がある馬なので何とかしのいでくれと。騎手やっていて良かったな、と凄く思う」と胸を張った。
賞金の配分は日本では騎手が5%だが、サウジアラビアでは倍の10%。
サウジカップデーにこの1鞍のみ騎乗だった
吉田豊は、勝ち時計1分50秒80で約1億3500万円を稼いだことになる。22年の
吉田豊は
JRAで17勝で獲得賞金は5億2346万円。自身の取り分はそのうち5%で約2617万円だった。
▼サウジアラビア国際競走 20年にサウジアラビアジョッキークラブの主催で創設。
サウジカップを頂点に、一日にサラブレッドの重賞が6レース実施される。昨年は日本馬が4勝を挙げる大活躍だった。
スポニチ