3月5日に中山競馬場で行われる
弥生賞ディープインパクト記念(3歳・GII・芝2000m)。同馬の功績をたたえて、2020年に
弥生賞から
弥生賞ディープインパクト記念と改称された。まさに名の通り現役時代の
ディープインパクトは新馬戦、
若駒Sを経てこのレースを
ステップに無敗の三冠を達成したことは周知の通りである。
現役を引退し、種牡馬となった
ディープインパクトの成績もすさまじく、11年連続リーディングサイアーになる活躍。
弥生賞では
ディープインパクトの初年度産駒がデビューした2010年以降、同産駒は7勝。血のつながりがまさに結果に表れた結果となっている。
しかし今年の場合、3歳馬は
ディープインパクトのラストクロップとなる世代だが、このレースに該当馬の出走予定は無し。現
JRA所属の同産駒は6頭の為、いたしかたないとはいえるだろう。そこで、
ディープインパクトが母父などにあたる今回の出走馬をピックアップしてみよう。
血統表に
ディープインパクトがいる
弥生賞出走予定馬は以下の通り。
【母父】
ワンダイレクト(父
ハービンジャー)
【祖父】
ゴッドファーザー(父
シルバーステート)・
セッション(父
シルバーステート)・
アームブランシュ(父
キズナ)・
ヨリマル(父
リアルスティール)
出走予定の12頭中、5頭が該当という結果に。意外にも人気が予想される馬は少なく、高配当の使者になる可能性を十分秘めている。
ディープインパクトの血を継ぐ若駒たちが、今年も
弥生賞で活躍を見せるのか、その走りに注目したい。