最強タッグで重賞初制覇へ。1勝馬の
テンノメッセージ(牝3、栗東・
高柳大輔厩舎)が
フィリーズレビュー(3歳牝・GII・阪神芝1400m)に格上挑戦する。
過去3戦は全て1400mを走り、新馬2着、未勝利1着、万両賞3着と堅実に走っている。今回は一気の相手強化となるが、距離適性と安定感は大きな武器だ。さらには5年目の
亀田温心騎手との初コンビが何よりの買い材料。
実は亀田騎手&
高柳大輔厩舎のコンビは、通算34戦で[6-4-4-20]の勝率18%、複勝率41%と好成績。昨年以降に限れば1番人気に推されたことが一度もないにもかかわらず、[5-2-1-6]の同36%、57%だから凄い。
昨年は過去最低の9勝に終わった亀田騎手。19年のデビューから所属していた
北出成人厩舎を離れて3月からフリーになるなど、試行錯誤が続く。ここで一昨年8月の
キーンランドC(
レイハリア)以来、3回目の重賞制覇となれば、大きなアピールとなるはずだ。