スマートフォン版へ

【報知杯FR】清水久詞調教師、ルーフで自身初のクラシック複数出し狙う「いい切れ味でセンスあります」

スポーツ報知
  • 2023年03月08日(水) 06時15分
◆第57回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月12日、阪神競馬場・芝1400メートル)

 報知杯フィリーズレビュー(12日、阪神)にルーフを送り出す清水久詞調教師(50)=栗東=は、先週のチューリップ賞コナコーストが2着で“桜切符”をゲット。逃げ差し自在なダイワメジャー産駒で、自身初のクラシックでの複数頭出しを目指す。

 チューリップ賞で2着に入ったコナコーストに続けと、清水久調教師が報知杯FRに送り込むのはルーフ。2走前は逃げ切って、前走は豪快に差し切りと自在な脚質が強みだ。「いい切れ味で、なかなかセンスがあります。今回は、強いて挙げれば1400メートルかなと。3走前より力もつけてますし、問題ないとは思うんですけどね」とポイントを挙げる。2日の1週前追い切りは、栗東・坂路で51秒8―11秒5と自己ベストを0秒5更新。「ジョッキーが乗ったとはいえ、ほぼ馬なりであの時計はなかなか出せないと思いますよ」と状態には自信を持つ。

 ルーフを担当する白浜昭平助手は、障害で130勝を挙げる白浜雄造騎手(43)=栗東・フリー=の10歳下の弟。兄が小倉競馬場で重賞を勝つ姿を見て、競馬の世界を志した。「僕がこの道を進むことになったのは兄のおかげです」と感謝する。その兄は昨夏の小倉で落馬し、入院療養中。大雪の日に面会へ行った時、「きょうは仕事大変やったわと言うと、『仕事できてええな』とぼそっと言われたんです。頑張らんといかんなと思いました」と、健康のありがたみを改めて実感している。兄の退院の日は近い。「来週が最後の面会になります。地上波なら(報知杯FRをライブで)見てくれるので、いい報告ができたら」。担当助手の思いも乗せて、ルーフが「魂」の走りで『桜切符』を手にする。(玉木 宏征)

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す