今週の日曜日は、
大阪杯の前哨戦・
金鯱賞(GII)が行われます。
今年の
金鯱賞は12頭が登録。春の飛躍を誓う精鋭が、中京競馬場に集結します。
上位人気は拮抗しそうで、
プログノーシス、
マリアエレーナなど、5歳馬が人気の中心となりそう。ただ、確たる軸馬がいない状況でもあり、馬券的には波乱も十分に考えられるでしょう。
弥生賞に続き少頭数ではありますが、馬券的には面白いメンバーが揃った一戦。AIに高期待値の馬を見極めてもらい、シッカリと的中を収めたいところです。
それでは早速ですが、今週AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆展開次第で逆転可能!?
今週の
金鯱賞でAIが本命に抜擢したのは、人気薄が予想される
ハヤヤッコでした。
デビューから4戦目以降は、ダートで活躍してきた本馬。3歳時には
レパードS(GIII・新潟・ダート1800m)を制し、その後もダートのオープン戦で2勝を挙げる活躍を見せました。
しかし昨年6歳となり、いきなり芝重賞である
日経賞(GII・中山・芝2500m)への参戦を表明。さすがに13番人気とファンの支持は得られませんでしたが、勝ち馬
タイトルホルダーから0.4秒差の5着と健闘し、芝でもやれるところを見せつけました。
続く
天皇賞(春)(GI・阪神・芝3200m)では15着と惨敗を喫しましたが、芝復帰3戦目の
函館記念(GIII・函館・芝2000m)を勝利。ダート・芝で活躍できる適性面の広さは混戦で活きるでしょう。
能力面で見ても、2走前の
中日新聞杯(GIII・中京・芝2000m)では今回人気の一角を担うであろう
プログノーシスとタイム差なしの5着。本馬の方が1.5kg重い斤量を背負っていたことを踏まえて考えれば、展開次第での逆転はあり得るはずです。
最終的なオッズを見てみないとわからない部分はありますが、想定人気では穴馬と
ジャッジ。期待値の高い一頭といえそうです。
(netkeiba編集部)