3月12日の中山12Rでルーキーの小林勝太騎手＝美浦・小野次郎厩舎＝が、9番人気のアメトリーチェに騎乗し、逃げ切り勝ち。同期では一番乗りとなるJRA初勝利を飾った。

　ポンとスタートを決めると果敢にハナを主張。道中はマイペースに持ち込むと、最後の直線でも懸命にパートナーを鼓舞し、2着に2馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。

　小林勝太騎手「長期休養明けでしたが、調教に乗せていただいて状態が良いのは分かっていたので、自信を持って積極的に乗ることを心がけていました。直線はガムシャラに追っていたので、後ろから来ている馬は分かりませんでした。帰ってきて掲示板を見たときに安堵(あんど)しました。(JRA1番乗りは)うれしいです。今後も自分に厳しく生活をしながら、結果を残せるように頑張りたいです。もっと技術を磨いて、たくさん勝てるようになりたいと思います」

スポーツ報知