ステイゴールド産駒の
アフリカンゴールド(セ8、栗東・
西園正都厩舎) が
阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)で重賞2勝目を狙う。
ステイゴールド産駒はこれまでに06年
マーメイドSの
ソリッドプラチナムから22年
中山グランドジャンプの
オジュウチョウサンまで、
JRA重賞を116勝。実に17年連続で
JRA重賞を制してきた。これは19年連続の
パーソロン、18年連続の
ノーザンテースト、
ブライアンズタイム、
フジキセキ、
クロフネに次ぐ記録。今年勝てば、17年連続で並んでいる
父サンデーサイレンスを超えることとなる。
アフリカンゴールドは昨年の
京都記念で重賞初制覇。その後は6戦連続で掲示板を外しているが、もともと激走キャラだけに侮れない面はある。そして
阪神大賞典といえば良くも悪くも
ステイゴールド産駒。12年には
オルフェーヴルが“世紀の大逸走”から巻き返して2着。その後、13年から15年まで
ゴールドシップが3連覇を達成すると、18年には
レインボーラインも制し、通算4勝を挙げている。
逃げてナンボの
アフリカンゴールド。幸いにも今回は同型不在。父の産駒らしい、アッと驚く激走を期待したい。