◆第72回
スプリングS・G2(3月19日、中山競馬場・芝1800メートル)=3月14日、美浦トレセン
シーウィザード(牡3歳、美浦・
鹿戸雄一厩舎、父
ビーチパトロール)は、14日、坂路を4ハロン60秒2―15秒5と軽く登坂。鹿戸調教師は「順調です。だいぶこの馬なりに落ち着いてきた」と、手応えを口にした。
2走前の
ホープフルSではレース前からイレ込み、体力を消耗。トレーナーが「まだ子供っぽい」と、話すように気性面は大きな課題となっていた。だからこそ「ベテランの力でなんとかしてもらおうと思って。ずっと乗ってくれていますよ」と、
スプリングSには
JRA現役最年長の
柴田善臣騎手(56)を手配。1日、8日と追い切りに騎乗し教育を施している。15日の本追い切りも、もちろん“先生”が駆けつけ直前講習を施す予定だ。
スポーツ報知