スマートフォン版へ

【高松宮記念展望】悲願のG1タイトルを目指すメイケイエールが中心

スポーツ報知
  • 2023年03月19日(日) 21時51分
 第53回高松宮記念・G1が3月26日、中京の芝1200メートルで行われる。

 香港スプリント5着以来になるメイケイエール(牝5歳、栗東・武英智厩舎)が悲願のG1タイトルを目指す。父がミッキーアイルソダシを出した母系。危うさが魅力のアイドルホースだ。1週前追い切りは栗東ウッドチップを単走で800メートル47秒0―11秒7と抜群に動いた。騎乗した池添謙一騎手は「思ったよりだいぶ時計が速かったです。さらにスケールアップしました」と衝撃を受けた様子。ただ乗り難しさは残しているようで、最終調整に注目が集まる。

 1勝、2勝、3勝クラス3連勝で挑んだ阪急杯を勝ち、連勝を4に伸ばしたアグリ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)。前走後に横山和生騎手は「去年の夏から見違えるように馬が変わった」としつつ、まだ良化の余地を残すとコメント。1週前の坂路は49秒8と抜群のタイムをマーク。伸びしろ十分の4歳馬が一気のG1戴冠を目指す。

 シルクロードSの勝ちっぷりに現在の充実度を見たナムラクレア(牝4歳、栗東・長谷川浩大厩舎)、終始馬場の悪い外、外を回さざるをえなかったトウシンマカオ(牡4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)は同4着。体も太かっただけに巻き返しは十分。

 昨年の覇者ナランフレグ(牡7歳、美浦・宗像義忠厩舎)も昨年のスプリンターSで3着するなど衰えはない。一昨年のスプリンターズS勝ち馬ピクシーナイト(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)も1週前の動きが抜群だけに1年3か月ぶりの一戦でも戦えそうだ。直前追い、気配には注意。

 スプリンターS2着馬ウインマーベル(牡4歳、美浦・深山雅史厩舎)、昨年2着のロータスランド(牝6歳、栗東・辻野泰之厩舎)、昨年3、4着馬キルロード(セン8歳、美浦・田村康仁厩舎)、トゥラヴェスーラ(牡8歳、栗東・高橋康之厩舎)、前走のオーシャンSで重賞2勝目を挙げたヴェントヴォーチェ(牡6歳、栗東・牧浦充徳厩舎)、G1馬のグレナディアガーズ(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)、阪急杯ではアグリを追い詰め2着のダディーズビビッド(牡5歳、栗東・千田輝彦厩舎)、シルクロードS2着のファストフォース(牡7歳、栗東・西村真幸厩舎)もエントリー。(大上 賢一郎)

スポーツ報知

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す