岩田望来騎手が大阪杯(4歳上・GI・阪神芝2000m)でGI初制覇を目指す。

　昨年は自身初の3桁となる103勝を挙げて全国リーディング6位。今年も先週までに33勝を挙げて、4位につけている。しかしながらJRAのGIでは22年高松宮記念のロータスランドの2着が最高。先週の高松宮記念にはグレナディアガーズで参戦したが、追い込み届かず0秒5差の5着だった。

　大阪杯では昨年のエリザベス女王杯を制したジェラルディーナ(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎)の依頼が舞い込んだ。自身は初コンビだが、父・康誠騎手は母のジェンティルドンナで12年の桜花賞、秋華賞、ジャパンCを制覇。岩田家には縁のある馬といえる。

　ノースブリッジで参戦する父を下し、33回目の挑戦でGI初制覇なるか。団野大成騎手が高松宮記念を制し、同期初のGIジョッキーになった。それだけにより一際、気合が入る一戦となることは間違いない。