4月2日に阪神競馬場で行われる
大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)。春の中距離王を決める戦いに18頭が登録している。
メンバーのなかで
ヴェルトライゼンデ、
ポタジェ、
アラタは2017年生まれの現6歳馬。サウジC覇者
パンサラッサ、ドバイワールドC覇者
ウシュバテソーロと最近話題を呼んだ2頭は同世代にあたる。三冠馬
コントレイルや
サリオス、
レイパパレ、
レシステンシアらは引退したものの、現6歳世代は競馬界を大きく賑わせているといえるだろう。
大阪杯でも3頭に期待したいところだが、不安なデータもある。過去10年間で6歳馬の
大阪杯成績は[0-1-2-27]。最後に勝利したのは
ヴェルトライゼンデの父
ドリームジャーニーを抑えて勝利した2010年6番人気1着
テイエムアンコールとなっている。圧倒的に4歳・5歳の成績が良いレースなだけに、年齢の壁は懸念材料の一つだ。
日本のみならず世界でも活躍する強力な現6歳世代。週末は3頭の走りに是非注目したい。
【現6歳世代2022年秋以降の主な活躍】
22年
JBCクラシック1着
テーオーケインズ22年
ジャパンC1着
ヴェラアズール22年
チャンピオンズC1着
ジュンライトボルト22年
香港ヴァーズ1着
ウインマリリン23年サウジC1着
パンサラッサ23年ドバイワールドC1着
ウシュバテソーロ