2月12日の京都記念7着後、豪遠征中のユニコーンライオン(牡7＝矢作)が29日、滞在先であるシドニーのカンタベリー競馬場でクイーンエリザベスS(4月8日、G1、ランドウィック芝2000メートル)に向けて1週前追い切りを消化。ポリトラックで体を動かしてから芝コースに入り、僚馬ホウオウアマゾン(牡5)と5Fから併せて直線、強めに追った。

　動きをチェックした矢作師は「問題なく、調子はいい。ホウオウアマゾンと少し距離が空き、ソラを使うところがあったので、その点は来週の追い切りで調整したい」とレース当週を見据える。

　荒木助手は「しっかり負荷をかけられました。カイ食いも毛ヅヤも良く、順調ですよ」と笑みを浮かべた。

　JRAはクイーンエリザベスSの馬券を発売すると発表済み。また、ホウオウアマゾンはオールエイジドS(4月15日、G1、ランドウィック芝1400メートル)を予定している。

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