3月9日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩して、
ヴィクトリアマイル(5月14日・東京芝1600m)をひとつの目標に設定して調整を続けている
ソダシ(栗東・
須貝尚介厩舎)。今朝29日は帰厩してから初めてのCWでの追い切りを消化した。
北村浩平調教助手が騎乗して、古馬3勝クラスの
フォルテデイマルミを追走。6F標識から5F標識の区間では17.3秒とゆったりしたラップを踏み、そこから徐々にラップを速めていく形。3コーナーの半マイルを過ぎたところからは15秒を切るラップになって、どこまで速くなるかな、と少し心配になるくらいの4コーナーだった。
しかし、そこは乗り慣れた北村助手がしっかりとスピードをコントロール。そこに反抗することなく、馬自身も速くなりすぎないようにスピードを緩めていくが、じわじわと併せた相手に迫っていき、ゴールではきっちりと同入となっていた。
時計は6F85.2〜5F67.9〜4F51.8〜3F37.0〜2F23.5〜1F11.6秒。ゴールに向かってきれいな加速ラップを踏むことができている点が素晴らしいし、現時点でも十分走ることができるんじゃないかと思うくらいの動きには見えた。
(取材・文:井内利彰)