29日、大井競馬場で行われた第46回京浜盃(3歳・重賞・ダ1700m・1着賞金2000万円)は、後方で脚を溜めた石崎駿騎手騎乗の4番人気サベージ(牡3、大井・森下淳平厩舎)が、3角から進出して追い込み、先に抜け出した2番人気トノパー(牡3、浦和・小久保智厩舎)をゴール前で差し切って、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分45秒6(重)。

　さらに3馬身差の3着に8番人気オピニオンリーダー(牡3、大井・澤佳宏厩舎)が入った。なお、3番人気サグアロ(牡3、川崎・高月賢一厩舎)は6着、1番人気ポリゴンウェイヴ(牡3、浦和・小久保智厩舎)は7着に終わった。

　勝ったサベージは、父ディープスカイ、母シギル、その父アドマイヤムーンという血統。重賞は初勝利で、通算成績は8戦3勝。本馬及びトノパー、オピニオンリーダーは5月10日に大井競馬場で行われる羽田盃の優先出走権を獲得。