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ミッキーゴージャス、余力残しで圧巻パフォーマンス(30日・竹村)
新馬戦を圧勝した
ミッキーゴージャス(牝3歳、栗東・安田隆)がこの日、栗東CWで追い切りを行った。併走相手2頭の中に入る内容だったが、直線は1完歩ごとに加速し、ゴール前は相手を突き放してフィニッシュ。まだ余力を残しながら、6F82秒9-11秒1をマークしたのだから、内容は高く評価できる。次走は相手もレベルアップするとはいえ、こちらの上昇度もかなりのもの。どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、大いに注目したい。
◆清水久厩舎2騎、
桜花賞へ順調な仕上がり(30日・堀尾)
清水久厩舎の
コンクシェル(牝3歳)と
コナコースト(牝3歳)が、
桜花賞(4月9日・阪神、芝1600m)の1週前追い切りで上々の動きの披露。「短期放牧を挟みましたが、2頭とも予定通り負荷をかけてやれています。来週の最終追いは状態を見ながらの内容を判断します」と師も納得の表情。ともに
トライアル戦で見せ場十分の2着で、1勝馬ながら穴気配が漂う。
◆関東馬
キタウイング、栗東で出来上昇中(30日・紺谷)
桜花賞(4月9日・阪神、芝1600m)へ向けて栗東に滞在している関東馬
キタウイング(牝3歳、美浦・小島)が、栗東坂路で杉原を背に追い切られた。馬体を数字以上に大きく見せて、力強く駆け上がってきた。出来は上向いている印象だ。
◆2週前追い切りは絶品!
ショウナンバシット気配良し(30日・浜口)
皐月賞(4月16日・中山、芝2000m)に向けて調整されている
ショウナンバシット(牡3歳、栗東・須貝)がこの日、栗東CWで併せ馬を行い、6F84秒2-11秒3で併入。直線の手応えからすると、追えばもっと速い時計が出ていたはずで、いつも以上に切れのある動きができていた。本番2週前の段階ながら、かなり気配がいい。
◆復帰戦へ、体締まった
ヒシタイカン(30日・森元)
10月15日の東京新馬戦(芝2000m)を快勝後、休養していた
ヒシタイカン(牡3歳、美浦・堀)が、美浦Wで5F68秒0-12秒1(馬なり)をマーク。約1カ月間、美浦坂路とコースを併用して入念に乗られ、だいぶ体が締まってきた。新馬戦の2、3着馬が既に2勝しており、復帰が待たれる一頭だ。
◆遅れでも好タイム!
桜花賞狙う
ハーパー、きっちり間に合う(30日・城谷)
2月のデイリー杯
クイーンCを制し、
桜花賞(4月9日・阪神、芝1600m)へ直行する
ハーパー(牝3歳、栗東・友道)が、ルメール騎乗で1週前追い切りを栗東CWで消化。先行する2騎が思った以上に伸び脚が鋭く、最後まで追いつけなかったが、自身も迫力あふれる伸び脚で6F83秒4-36秒5-11秒0(一杯)の好タイムをマーク。レースから遠ざかっている分、気持ちが乗り切れず、並び掛けることはできなかったが、このひと追いでピリッとしてくればきっちりと間に合いそうな印象だ。
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タスティエーラが
皐月賞へ抜群リハ(30日・石堂)
弥生賞ディープ記念を勝った
タスティエーラ(牡3歳、美浦・堀)が、美浦Wで追い切りを消化し、6F81秒2-64秒7-49秒6-35秒7-11秒2の好時計をマークした。2回目のハロー後の暖かくなった時間帯。朝イチよりは幾分走りやすい状態だったが、切れと反応も含めて実に素晴らしい内容。
皐月賞(4月16日・中山、芝2000m)の2週前ではあるが、本番へ向け、意気込みを強く感じる気配だった。
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桜花賞不動の本命馬
リバティアイランド、活気十分の1週前追い切り(30日・竹原)
来週の
桜花賞(4月9日・阪神、芝1600m)に出走予定の
リバティアイランド(牝3歳、栗東・中内田)が、栗東CWで1週前追い切り。時計は6Fから84秒6-37秒8-11秒7(馬なり)。
パワフルボンド(3歳未勝利)と併入した。一杯に追われる相手を尻目に、楽々の手応え。4カ月ぶりだが、馬体に太め感はなく、ほぼ仕上がっている。動きに活気があり、来週のひと追いで態勢は整いそうだ。
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提供:デイリースポーツ