今週の土曜日は、中山競馬場で
ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII・芝1600m)が行われます。
先週の中山競馬場はあいにくの雨で、土日ともに芝は不良での開催となりました。土日で芝のレースは9つあり、全ての勝ち馬が4角を5番手以内で通過。道悪の影響も少なからずあったと思いますが、小回りの中山らしい結果となりました。
さらに、今週は芝の使用コースがAコースからBコースに変更となります。内の傷んだ馬場がカバーされる事により、先週同様に先行有利な馬場になる可能性が高そうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の
日経賞では【残った馬】の
タイトルホルダーが優勝し、
ボッケリーニが2着、
ディアスティマが3着と上位を独占。三連単は41,550円の高配当となりました。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走4角12番手以下(前走重賞連対馬、前年のダービー卿CT連対馬は除く)
[0-0-0-24]複勝率0%
該当馬:
ジャスティンカフェ、
ミスニューヨーク、
ルプリュフォール(過去の主な該当馬:21年
ルフトシュトローム2番人気13着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想される
ジャスティンカフェが条件に該当しました。
過去10年、ダービー卿CTが開催される週から芝の使用コースがAコースからBコースに変更されています。前述しましたが、これにより内の傷んだ馬場がカバーされることからも、その影響は少なくないと言えるでしょう。
ただし、前走で後方からの競馬をしていたとしても、重賞で連対した馬は勢いが違います。また、前年のダービー卿CTで好走した馬も注意が必要で、この舞台への高い適性を示している馬には好走の可能性がありそうです。
しかし、前述した好走要因のない馬が、前走で後方から運んでいた場合の好走例はありません。
先行馬有利の馬場が想定されますので、ある程度の位置から運ぶ形が理想。前走でスタートから位置を取りに行く、もしくは勝負所で好位につけるような経験をしていない馬は割り引いて考えたいところです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考に、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。