◆第55回
ダービー卿チャレンジトロフィー・G3(4月1日、中山競馬場・芝1600メートル、良)
15年に
モーリスが勝つなど、春の中山で行われる名物ハンデ重賞は16頭立てで行われ、単勝3番人気で、
戸崎圭太騎手が騎乗した
インダストリア(牡4歳、美浦・
宮田敬介厩舎、父
リオンディーズ)が重賞初制覇を飾った。同馬の半兄は2021年の読売
マイラーズCなど重賞3勝を挙げる
ケイデンスコール。3歳時から積極的に重賞参戦を続けていたが、5度目の挑戦で初タイトルをつかんだ。勝ち時計は1分33秒2。
2着には単勝2番人気の
ジャスティンカフェ(
クリストフ・ルメール騎手)、3着には単勝5番人気の
ゾンニッヒ(
菅原明良騎手)が入った。
昆貢調教師(
マテンロウオリオン=4着)「外に出すところがなくて内をつくしかなかったけど、復調してきています」
松岡正海騎手(
ウイングレイテスト=5着)「競馬はうまくいったし、馬場が乾いたのも良かったけど、状態は前走の方がよかった。少し疲れがあったかもしれません」
ミルコ・デムーロ騎手(
ミスニューヨーク=8着)「もっと外に出したかったけど、(近くにいた)勝ち馬の手応えが抜群だったし、並びもあって内に行く形になった」
戸田調教師(
タイムトゥヘヴン=9着)「着順ほど内容は悪くなかったし、次につながる競馬だったと思います」
スポーツ報知