「
桜花賞・G1」(9日、阪神)
馬券的中の思い出を語れば、94年
桜花賞が印象深い。当時の私はとにかく金がなく、本命なんて買っていられない状態。苦心の末に導き出した答えは、12番人気
ツィンクルブライドからの馬連100円総流しでした。
なぜこの馬と心中したのかは定かではないが、恐らく
ニッポーテイオー好き→父リイフォー→その父
リファールという血統面の底力に期待してのことでしょう。
リファール産駒の小柄な牝馬は、奇跡的に金欠の私を救ってくれました。
オグリローマンとの芦毛ワンツーで馬連は181・4倍。貧乏な時こそ、起死回生の記憶は鮮明に残るものです。
先日、いまだに貧乏してる私を再び救ってくれたのが、あの
ツィンクルブライドのひ孫に当たる
ジューンオレンジでした。11番人気のフィリーズRで3着に力走。受け継がれたスピードに加え、骨量のある父
ジャスタウェイ×母
父シンボリクリスエスの血が入ったことで、馬格以上にパワフルな走りをする好素材です。
曽祖母はフィリーズRの前身に当たる4歳牝馬特別(当時は芝6F)4着から本番で2着に激走。シチュエーションはよく似ています。好走実績のある母系の底力に期待したいですね。
提供:デイリースポーツ