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【クイーンエリザベスS注目馬】G1・9勝馬アナモー陣営 日本馬警戒も「能力に自信を持っている」

  • 2023年04月06日(木) 20時00分
 4月8日(土)にオーストラリアのランドウィック競馬場で行われるクイーンエリザベスステークス(3歳上・G1・芝2000m)。日本から参戦するユニコーンライオンにとって強敵になりそうなのが、地元の名伯楽J.カミングス師が送り込むアナモーだ。

 アナモー(Anamoe、牡4)は父Street Boss母Anamato、母の父Redoute's Choiceという血統。近親に豪G1・7勝のGrand Armeeなどがいる。

 20年10月にコーフィールド競馬場で行われたリステッドのデビュタントSでデビュー。経験馬を相手にしながら5着に入ると、続く11月にラドブロークスパークのメイソンコッパーSで初勝利を挙げた。その後は重賞戦線に加わり、21年3月のトッドマンSを制して重賞初勝利。さらに同年4月のイングリスサイアーズでG1初制覇を飾った。

 キャリア24戦のうち、昨年のクイーンエリザベスSで9着に敗れた以外は全て5着以内と安定した成績。22年8月のウィンクスSからG1で4連勝を飾るなど、近1年の充実ぶりは特に目を引く。前走のジョージライダーSでも道中6番手から外々を回って快勝。これまでにG1・9勝(重賞13勝)と圧倒的な成績を残している。

 しかし、現役屈指の実力を誇るアナモーにとっても日本のユニコーンライオンは侮れないという。生産および所有するゴドルフィンオーストラリアのアーヴィン・チャディー氏に話を聞いた。

クイーンエリザベスSには海外馬3頭を含めた強力なメンバーが揃いました。ドバイやサウジアラビアで見せた日本馬の活躍を見ればユニコーンライオンは要注意ですね。また、ドバイオナーの前走はとても強い勝ち方でラップタイムも優秀でした。しかし、我々はG1・9勝を誇るアナモーの能力に自信を持っています。唯一の懸念は、昨年のような不良馬場になってしまった場合です」

 オーストラリアを代表するホースマンも日本馬の活躍には熱視線を送っており、今回もユニコーンライオンは強力なライバルになると見ているようだ。だが、アナモーは地元のブックメーカーで1番人気に設定されているように、馬場さえ渋らなければ今回も筆頭格。昨年のリベンジ果たしG1・10勝目なるか。

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