4月9日(日)に阪神競馬場で行われる桜花賞(3歳牝・GI・芝1600m)。クラシックの幕開けを飾る一戦に、好メンバーが揃った。

　レースを前にして『netkeiba.com』ではアンケートを実施。「あなたの好きな桜花賞馬は？」という質問で回答を募集し、約700人のユーザーから回答を得た。これまで数々のドラマが生まれてきた桜の舞台。上位5頭のランキングは以下の通り。

■第5位　得票率6.09%　42票
1975年優勝馬：テスコガビー

　第5位にはテスコガビーがランクイン。20世紀に活躍した馬の中では唯一の上位。2013年に放映されたCMで知ったというファンも多く、ユーザーからは「JRAのCMから知り、桜花賞を見ましたが物凄いパフォーマンスに魅入ってしまいました」、「10年くらい前のCMで知ったのですが、その時のカッコよさに痺れました。後ろからはなんにも来ない！」といった声が聞かれた。

■第4位　得票率6.81%　47票
2020年優勝馬：デアリングタクト

　無敗の三冠牝馬デアリングタクトが第4位に入った。不良馬場のなかで2歳女王を豪快に差し切った姿に感銘を受けたファンが多く「初めて見た桜花賞だった。泥だらけになりながらもひたすらに先頭を目指し駆け抜けていく姿に生きる希望をもらった」、「あの酷い馬場で後方から駆け抜けて差し切った走りは今でもすごいと思う」といった声が挙がった。

■第3位　得票率7.68％　53票
2022年優勝馬：スターズオンアース

　こちらも現役馬、第3位はスターズオンアースだった。最も直近の桜花賞馬で、先週の大阪杯でも2着に好走したこともあり「競馬デビューして初馬券で初勝利馬券をくれた思い出のある名馬」、「競馬を始めてから最初の桜花賞、その勝ち馬は覚えています」と、競馬ビギナーのファンから多く支持を集めた。

■第2位　得票率7.83%　54票
2014年優勝馬：ハープスター

　第2位には豪快な競馬でファンを魅了したハープスターが入った。最後方から17頭をごぼう抜きし、上がり32.9の末脚で勝利した姿がファンに強く印象付いているようで「とにかく豪快な大外一気が好きでした」、「最後方からのごぼう抜きが何度でも見たくなる！」など、レース内容に関してのコメントが多くみられた。

■第1位　得票率23.19％　160票
2021年優勝馬：ソダシ

　栄えある第1位に輝いたのは白毛の女王ソダシ。やはり現役屈指の人気馬がここでも推され、全体の20％以上の票を集めた。ファンからは「かわいい」、「ソダシに一目惚れをして、待ちに待った桜花賞でした」と美しい容姿に関するコメントが多数。

　また、「競馬のことは詳しく分からずに、真っ白な馬で強いなぁ…と思って見ていたのが今思えば桜花賞のソダシでした。競馬にハマるきっかけになったレースでもあります」、「私が競馬にハマったきっかけの女王様！とにかく美しい！」と、競馬に興味を持つきっかけになった馬だという声も多く見られた。

　上位5頭のラインナップはいかがだっただろうか。魅力的な馬が多数いるなか、白毛の女王ソダシが1位を獲得。160票を集め、得票率ではハープスターに大差を付ける結果になった。ニューヒロイン誕生に注目したい今年の桜花賞は9日(日)の15時40分の発走だ。