◆第41回
ニュージーランドトロフィー・G2(4月8日、中山・芝1600メートル)
1〜3着に
NHKマイルC・G1(5月7日、東京)の優先出走権が与えられる重賞は3歳の牡牝16頭によって争われ、
ミルコ・デムーロ騎手とコンビを組んだ2番人気の
エエヤン(牡、美浦・
伊藤大士厩舎、父
シルバーステート)が重賞初挑戦で初タイトルをつかんだ。勝ち時計は1分33秒7(稍重)。デビュー3連勝、重賞2勝の実績で圧倒的1番人気を集めた
ドルチェモア(
横山和生騎手)は7着に敗れた。
5番人気の
ウンブライル(
クリストフ・ルメール騎手)が1馬身1/4差の2着。1月の
京成杯で6着だった7番人気の
シャンパンカラー(
内田博幸騎手)がさらに首差の3着に入り、前走の
クイーンCで3着だった
モリアーナ(
武藤雅騎手)は4着でまたもタイトル獲得はならなかった。
武藤雅騎手(
モリアーナ=4着)「外枠のぶん、脚をためるところがなかった。道中に脚を使わされる形になった。折り合いは前走くらいからつく感じで走っているが、外を回ったぶん、最後に響いてしまいました」
柴田大知騎手(
ミシシッピテソーロ=5着)「頑張ってくれました。ポジションはあまり気にせず、折り合いを意識して
リラックスして走れる競馬をして、しまいにいい脚を使ってくれました。パワーアップしてくれたら、もっと上を目指せる」
金成貴史調教師(
ルミノメテオール=6着)「ずっと馬場の悪いところを通らされましたし、勝負どころでの位置取りもよくなかった。今日はスタートの良さを生かせなかった。具合はよかったので、次は頑張ります」
荻野極騎手(
ジョウショーホープ=8着)「前半のリズムから雰囲気はよかった。他馬に外、外に追いやられる場面があったが、大きく崩れていないし、こんな馬場をこなしてくれたように力をつけています」
津村明秀騎手(
エイシンエイト=9着)「いいレースができました。転入初戦で、これだけ差のない競馬ができた。もう1ハロン短くてもいいが、これからが楽しみです」
三浦皇成騎手(
バグラダス=12着)「馬のリズムを大事にしながら、流れに乗った競馬ができました。緩さだったり、体の
バランスを考えると、現状は左回りの方がいい感じがしました」
スポーツ報知