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【ニュージーランドT】モリアーナ4着でタイトル奪取ならず 武藤雅騎手「外を回ったぶん、最後に響いた」

スポーツ報知
  • 2023年04月08日(土) 17時13分
◆第41回ニュージーランドトロフィー・G2(4月8日、中山・芝1600メートル)

 1〜3着にNHKマイルC・G1(5月7日、東京)の優先出走権が与えられる重賞は3歳の牡牝16頭によって争われ、ミルコ・デムーロ騎手とコンビを組んだ2番人気のエエヤン(牡、美浦・伊藤大士厩舎、父シルバーステート)が重賞初挑戦で初タイトルをつかんだ。勝ち時計は1分33秒7(稍重)。デビュー3連勝、重賞2勝の実績で圧倒的1番人気を集めたドルチェモア(横山和生騎手)は7着に敗れた。

 5番人気のウンブライル(クリストフ・ルメール騎手)が1馬身1/4差の2着。1月の京成杯で6着だった7番人気のシャンパンカラー(内田博幸騎手)がさらに首差の3着に入り、前走のクイーンCで3着だったモリアーナ(武藤雅騎手)は4着でまたもタイトル獲得はならなかった。

 武藤雅騎手(モリアーナ=4着)「外枠のぶん、脚をためるところがなかった。道中に脚を使わされる形になった。折り合いは前走くらいからつく感じで走っているが、外を回ったぶん、最後に響いてしまいました」

 柴田大知騎手(ミシシッピテソーロ=5着)「頑張ってくれました。ポジションはあまり気にせず、折り合いを意識してリラックスして走れる競馬をして、しまいにいい脚を使ってくれました。パワーアップしてくれたら、もっと上を目指せる」

 金成貴史調教師(ルミノメテオール=6着)「ずっと馬場の悪いところを通らされましたし、勝負どころでの位置取りもよくなかった。今日はスタートの良さを生かせなかった。具合はよかったので、次は頑張ります」

 荻野極騎手(ジョウショーホープ=8着)「前半のリズムから雰囲気はよかった。他馬に外、外に追いやられる場面があったが、大きく崩れていないし、こんな馬場をこなしてくれたように力をつけています」

 津村明秀騎手(エイシンエイト=9着)「いいレースができました。転入初戦で、これだけ差のない競馬ができた。もう1ハロン短くてもいいが、これからが楽しみです」

 三浦皇成騎手(バグラダス=12着)「馬のリズムを大事にしながら、流れに乗った競馬ができました。緩さだったり、体のバランスを考えると、現状は左回りの方がいい感じがしました」

スポーツ報知

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