スマートフォン版へ

【皐月賞】グリューネグリーン相沢調教師 厩舎ゆかりの血統&愛弟子・石川騎手で挑む!/トレセン発秘話

東京スポーツ
  • 2023年04月13日(木) 18時01分
 グリューネグリーンの相沢厩舎は、今年で5年連続五大競走に管理馬を送り出します。22年はライラック(桜花賞オークス)、21年はスライリー(オークス)、20年にはブラックホールビターエンダーがクラシック3冠を皆勤、19年にはエメラルファイトが厩舎所属の石川騎手とともにダービーに挑みました。

 ラインアップを見てお分かりの通り、社台系はゼロなんです。相沢調教師は「すごいね」と目を細め、「吉澤ステーブルとの連携がうまくいっているのかな。もう25年以上の付き合いになるんだ。いい血統に当たったというのも大きいね。なかなか走る繁殖は出ないから。馬主さんとの付き合いも古い。ずっとその血統を買ってくれていて、ありがたいよ」と笑顔を見せていました。

 相沢師といえば温厚で知られるトレーナー。いつ取材に行っても優しく迎えてくれます。この人柄が人とのつながりを生み、今回の五大競走5年連続出走にもつながっているのでしょう。

 今週の皐月賞(16日、中山芝内2000メートル)グリューネグリーンも厩舎ゆかりの血統。「(厩舎初のGI制覇=99年オークス=となった)ウメノファイバーの子孫。生まれ変わりかと思うくらいヴェルデグリーンに似ていたんだ」。半兄ヴェルデグリーンは重賞2勝の後、6歳だった14年夏にがんを患い、この世を去りました。その兄によく似たグリューネグリーンは、師の期待通りに昨年のGIII京都2歳Sを制し、GIの大舞台へ。「気合が入っていて、うるさいくらい。具合はいいよ」と中間も順調に調整を進めています。

 今回は石川騎手との初コンビ。昨年チャンピオンズCジュンライトボルトで制し、GIジョッキーの称号を手にした愛弟子とともに皐月賞に挑みます。「だいぶ馬のことを一緒に話し合えるようになった。意見を言い合って、本当の親子みたい。成長したよね」と笑みを浮かべると同時に「ビシビシ指示を出します! 」とちゃめっ気たっぷりに言った同師。ウメノファイバーの孫に弟子が乗ってGIを勝つ。今週末は、そんなドラマが待っているかもしれません。

(美浦の劇的決着待望女子・三嶋まりえ)

東京スポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す