8日、阪神競馬場で行われた朝日
チャレンジC(3歳上、GIII・芝2000m)は、佐藤哲三騎手騎乗の1番人気
インティライミ(牡5、栗東・
佐々木晶三厩舎)が、道中は中団待機から、直線に向くと鋭い伸び脚を見せて、後方から追い込んだ3番人気
ブライトトゥモローに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分00秒0(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には7番人気
ゴールデンメインが入った。
勝った
インティライミは、
父スペシャルウィーク、母は
JRA1勝の
アンデスレディー(
その父ノーザンテースト)という血統で、半姉に98年
福島記念(GIII)を制した
オーバーザウォール(
父ドクターデヴィアス)、全兄に今年の
七夕賞(GIII)、06年
福島記念(GIII)を制した
サンバレンティン(牡6、栗東・
佐々木晶三厩舎)がいる血統。
04年8月のデビュー戦を快勝。2歳秋から半年の休養を挟み、05年
京都新聞杯(GII)で重賞初制覇を飾ると、続く
日本ダービー(GI)では
ディープインパクトの2着に入った。その後、裂蹄による休養を余儀なくされ、復帰後は重賞で好走するも勝ち切れないレースが続いており、前走は
宝塚記念(GI)に出走し7着だった。今回の勝利が05年
京都新聞杯以来、2年4か月ぶりの勝利となった。
鞍上の佐藤哲三騎手は
サンレイジャスパーで制した
小倉記念(GIII)に続く今年の
JRA重賞2勝目で、通算35勝目。管理する
佐々木晶三調教師は
サンバレンティンで制した
七夕賞(GIII)に続く今年の
JRA重賞2勝目で、通算では27勝目となった。