良血
イングランドアイズ(牝3、栗東・
安田翔伍厩舎)が
フローラステークス(3歳牝・GII・芝2000m)で
オークスの優先出走権獲得を目指す。
イングランドアイズは父が名種牡馬
Kingman、母が14年
オークスなど重賞4勝を挙げた
ヌーヴォレコルトという血統馬だ。昨年11月にデビュー勝ちを決めると、続く
クイーンCでも出遅れから巻き返して0秒1差の4着に健闘。後に
桜花賞で4着となる
ハーパー(1着)、同じく5着となる
ドゥアイズ(2着)とほぼ五分の競馬を演じ、
忘れな草賞を制する
グランベルナデット(5着)には1馬身先着を果たした。それだけに、この世代の牝馬ではトップクラスの能力を秘めているといっても過言ではない。
この春の最大目標は母仔2代での
オークス制覇だ。ただ、現在の収得賞金400万円ではゲートインはほぼ不可能。ここで何としても優先出走権(2着以内)を獲得して、本番へと駒を進めたい。