◆第34回
東京スプリント・交流G3(4月19日、大井・ダート1200メートル、稍重)
大井のダート重賞は11頭立て(
JRA5、南関東6)で争われ、1番人気の
リュウノユキナ(牡8歳、美浦・
岩戸孝樹厩舎、父
ヴァーミリアン)が
横山武史騎手を背に、最内枠から道中は好位のインを追走し、直線でスペースが空くと外に持ち出し、差し切った。今年2月のサウジアラビア・リヤドダートス
プリント・G3(6着)以来、転厩初戦でもあった一戦を制し、21年のこのレース、同年の
クラスターCに続く重賞3勝目をマークした。勝ち時計は、1分10秒3。
2着に2番人気の
ケイアイドリー(藤岡康太騎手)、3着に4番人気の
オーロラテソーロ(
鮫島克駿騎手)が続いた。
横山武騎手(
リュウノユキナ=1着)「いい馬なのに、僕がなかなかうまく乗れなくて、あと一歩のレースが続いたので、勝ててうれしいです。海外帰りで不安はあったが、追い切りに乗ったらすごく良かった。なので、状態には自信があった。直線で使える脚が長い方ではないので、待ったことで、むしろいいタイミングで追い出せた」
岩戸調教師(
リュウノユキナ=1着)「転厩して初めてのレースで手探りの部分も多かったが、結果が出てホッとした。直線では勝負強く、しっかり脚を使うイメージだったので、信じて見ていた。次走は馬の状態を見てだが、オーナーは今年、大井で行われるJBCを勝ちたいと言っている」
スポーツ報知