4月30日(日)に京都競馬場で行われる
天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)について、京都で行われた過去10回(2011年〜2020年)の枠順データから検証していく。
枠別では最多となる6度の馬券絡みは1枠で、そのあとに4枠と6枠が5回で続く。一方で5枠は19年
グローリーヴェイズ1頭のみ。
過去10回の枠順による成績は下記の通り。
【1枠】4- 1- 1-12/18 勝率22.2% 複勝率33.3%
【2枠】1- 1- 1-15/18 勝率5.6% 複勝率16.7%
【3枠】1- 1- 1-16/19 勝率5.3% 複勝率15.8%
【4枠】1- 1- 3-15/20 勝率5.0% 複勝率25.0%
【5枠】0- 1- 0-19/20 勝率0.0% 複勝率5.0%
【6枠】1- 2- 2-15/20 勝率5.0% 複勝率25.0%
【7枠】1- 2- 1-21/25 勝率4.0% 複勝率16.0%
【8枠】1- 1- 1-25/28 勝率3.6% 複勝率10.7%
1〜4枠が【7-4-6-58】5〜8枠が【3-6-4-80】で内枠のほうが好成績。長距離戦とあって距離ロスが少なく運べる内目の枠が有利のようだ。特に1枠は4勝と圧倒的。11年
ヒルノダムール(7番人気・1着)、12年
ビートブラック(14番人気・1着)、15年
カレンミロティック(10番人気・3着)と穴も出ている。
5〜8枠で馬券に絡んだ馬を見てみると、延べ13頭中10頭がGIでの連対経験があった。また、残った3頭のうち2頭は複数の重賞を勝利しており、唯一の例外だった
グローリーヴェイズものちに香港でG1を制覇。外枠から好走するにはGIや重賞で上位の実力がないと難しそうだ。