73年に開場した社台スタリオン
ステーション荻伏(浦河町野深)が、8月末日をもって事実上閉鎖、34年の歴史に幕を閉じた。
同スタリオンは、これまでに
ヒッティングアウェー(1958、
父Ambiorix、80年の優駿賞
最優秀障害馬オキノサコンの父)や
モデルフール(1963、
父Tom Fool、78年の優駿賞最優秀4歳牝馬
モデルスポートの父)はじめ
マリーノ(1956、
父Worden)、
ニゾン(1975、
父Nijinsky)、
ギャロップダイナ(1980、
父ノーザンテースト)、
ミュージックタイム(1987、
父Nijinsky)、
メジロマックイーン(1987、
父メジロティターン)、
バトルライン(1993、
父オジジアン)などを繋養し、数々の名馬誕生を影から演出してきた。
今年は、
サッカーボーイ(1985、
父ディクタス)、
ソングオブウインド(2003、
父エルコンドルパサー)、
オンファイア(2003、
父サンデーサイレンス)の3頭でシーズンをスタートさせたが、途中で
ソングオブウインドと
オンファイアが安平・社台スタリオン
ステーションに移動。シーズン終了後の8月25日には
サッカーボーイが白老・白老ファームに移動して事実上の閉場となった。今後は、近隣牧場の繁殖牧場として利用されるという。