「天皇賞(春)・G1」(30日、京都)
新装された京都競馬場のオープニングG1。2番人気の
ジャスティンパレスが伝統の春盾を射抜いた。道中は中団前めで控え、最後の直線で先に抜け出した
ディープボンドとともに
アタック。手応え良く伸びて、G1初タイトルを手に入れた。
勝ちタイムは3分16秒1。2着に5番人気の
ディープボンド、3着に6番人気
シルヴァーソニックが入った。1番人気に推された昨年の覇者
タイトルホルダーは競走を中止した。
お立ち台に上がったルメールは「ルメールも楽しメール!」と叫んで破顔一笑。「スタートから
ジャスティンパレスは冷静に、
リラックスして走ってくれました。最後もいい脚を使うことができました。完璧な状態でいいパフォーマンスをしてくれました。雨が多かったので馬場は軟らかく、心配していましたが、全然関係なかったです」と熱戦を振り返り、「長い距離でスーパーホースになりましたね。またG1で大きなチャンスがあると思います」とさらなる飛躍に期待していた。
提供:デイリースポーツ