現地時間15日、愛・カラ競馬場で行われた愛セントレジャー(3歳上、愛G1・芝14f)は、K.
ファロン騎手騎乗の1番人気イェーツ
Yeats(牡6、愛・A.オブライエン厩舎)が、3、4番手追走から直線に向くと、粘り込みを図る
スコーピオン Scorpionとの競り合いを1/2馬身差制して優勝。昨年2着の雪辱を果たした。勝ちタイムは3分03秒40(良)。さらに4.1/2馬身差の3着にはモ
アズウェルズ
Mores Wellsが入った。
勝ったイェーツは
父Sadler's Wells、
母Lyndonville(
その父Top Ville)という血統の愛国産馬。半兄に98年
エプソムC(GIII)を制し、96年
NHKマイルC(GI)2着の
ツクバシンフォニー(
父デインヒル)、04年
ロイヤルウィップS(愛G2)を勝ったSolskjaer(
父デインヒル)がいる。
03年9月のデビューから3連勝を挙げ、英ダービーの最有力候補と目されていたが、筋肉痛により同レースを回避。約1年の休養を挟んで復帰した後、05年コロネーションC(英G1)で
アルカセット以下を抑えてG1初勝利を挙げた。昨年はゴールドC(英G1)を4馬身差で快勝して欧州最優秀ステイヤーを受賞。今年も連覇達成となった前走のゴールドCまで3連勝中だった。通算成績16戦10勝(重賞7勝)。