ドルチェモアに注目したい。ニュージーランドT7着から巻き返してGI2勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■5/7(日)　NHKマイルC(3歳・牡牝・GI・東京芝1600m)

　ドルチェモア(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)は昨年新馬戦、サウジアラビアRC、朝日杯FSを無傷で制して最優秀2歳牡馬の輝いた。今年初戦となったニュージーランドTでは伸びを欠き7着に終わったが、本番のここで巻き返しなるか。鞍上は初コンビの三浦皇成騎手。

　エエヤン(牡3、美浦・伊藤大士厩舎)は未勝利、1勝クラス、ニュージーランドTで3連勝中のシルバーステート産駒。いずれも後続に着差を付ける走りで、まだまだ上積みがありそうな馬だ。府中では結果が出ていないためコース替わりがカギとなりそうだが、一気の4連勝なるか。鞍上は3走ぶりの戸崎圭太騎手。

　オオバンブルマイ(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)は昨年の京王杯2歳S、前走のアーリントンCで重賞2勝。前走に関しては、前が残る展開を追い込んで勝ち切っており、着差以上に強い内容だった。前走に続き武豊騎手とタッグを組み、3歳マイル王の座を狙う。

　その他、ジュニアCを4馬身差で圧勝したクルゼイロドスル(牡3、栗東・高橋義忠厩舎)、朝日杯FSの2着馬ダノンタッチダウン(牡3、栗東・安田隆行厩舎)、ファルコンSの勝ち馬タマモブラックタイ(牡3、栗東・角田晃一厩舎)、ニュージーランドTの2着馬ウンブライル(牝3、美浦・木村哲也厩舎)、ファルコンSの2着馬カルロヴェローチェ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。